昨日からニュースを賑わせているソフトバンクのイー・アクセス買収。このスピード感が孫社長の強みであり、凄いところ。1800億のM&Aを1週間でまとめあげられる会社はそうそういないだろう。これからのソフトバンクが楽しみだ。
決め手は「iPhoneへの孫氏の熱意」 イー・アクセス会長が語る
統合交渉、KDDIの提案も最後まで検討
"「具体的な提案を(ソフトバンクが)持ってきたのは、1週間くらい前。それからはハードな交渉があって、最後の3日間はほとんど寝ていない」" "「それだけではない。孫さんとの交渉では、その場ですぐ『分かりました』と返事が来る。経営トップ同士だけでなく、取締役会やファイナンシャルアドバイザーといった関係者もいるのにだ。持ち帰って検討し、丸くゆるやかに返事がくる他社と比べ、10周分くらいの差があった」 「田中さん(KDDIの田中孝司社長)ともお会いした。田中さんは実にフェアな人だ。きちんとした交渉プロセスで、田中さんの提案や交渉は技術にきっちり裏打ちされていた。提案の内容も、僕から見ても極めて正当なものだった」 「最後の最後、決まったのは昨日(1日)の午後、昼過ぎの取締役会。それまでは流動的だった。KDDIの提案も、本当に最後の最後まで選択肢として上がっていた。ただ、会社の成り立ちからして仕方ない面もあるだろうが、KDDIのスピードはソフトバンクとちょっと差があった」"